余命一ヶ月の花嫁

昨日の夜にやってたドキュメンタリー番組。見た方も少なくはないんじゃないでしょうか。
一度癌を宣告され、手術した。しかし再発して、乳癌と発覚。
まだ２０代半ば。本人には伝えられてないんだけど、余命一ヶ月。早ければもっと早くに…。との宣告。
その子のお父さんは、余命の事を伝えるべきか悩んだけど、伝えずに行くことを選んだ。
私は、宣告はして欲しいけど、余命の事とかは知らないでおきたいかな。。。残り少ないと分かった人生をカウントダウンしてしまいそう。


宣告されてから、彼女の友人達の動きにすごい泣かされました。
ウエディングドレスを着させたい友達の為に、必死でウエディング会場を当たって、正式なものではないけれど、結婚式をあげて。涙が止まらなかった。しかも、宣告から３日後。

「明日が来る事は奇跡なんだ　それだけで幸せなんだ」

物凄いココロに残ったな。。。
毎日毎日を当たり前のように過ごしているけど、明日を向かえることが出来るだけで幸せなんだよね☆
また涙が出た。
その子のお母さんも実は、癌でなくなっていたらしい。
その子が息を引き取ってからは、広い家に一人のお父さんの所に、旦那さんになった人が通うようになったって、これまた涙が。。。

誰かの為に必死で何かをやってくれる事に凄い感動した。
何の関係もない人から見たら必死に見えるかもだけど、その人にとっては、それが当たり前というか、ごく普通の事なのかな～とも思った。
病院のベッドで、お父さんが手を握った瞬間に息を引き取ったって。
俺が手を握るのを待ってたのかな。って、涙が止まらなかった。
生前に、元気になったら何をしたい？って聞かれて
「家に帰りたい」って。外の空気を吸いたいって。こんな都会の空気でも気持いいんですよねって。
普段、東京はビルばっかで、車も多いし、街が、空気が汚いとか普通に言ってるけど、それって贅沢なんだな。。。外にさえ行けない人もいるんだよね…。景色さえ見れない人もいるんだよね。。。

今、関東で「１リットルの涙」が再放送されてるけど、あのドラマも実話。
高１で病気が発覚。２０代前半でこの世を去ってる。
見るたびに思うのが、もし私が…とか、やっぱり、普段普通に出来てる事は当たり前とか普通なんじゃなくて、幸せなんだって事。
でも、自分の命が残り僅かと分かっても、いつも幸せそうでいて、それがまた泣けてくる。というか自然に涙が出てくる。

人間いつ何が起こるか分からない。
その時は無駄だって思っても、あとで「良かった」と思える日を過ごしたいな☆
今ある人生を大切にして行きたいな☆